Manifesto
マニフェスト
私の決意。
私は市制施行50周年の節目を越えた富士見市が、次の半世紀を歩もうとするこの時に、第6+次基本構想で示した「理想の未来・充実した日々」の実現を目指し「ふじみ☆ビジョン30+3rdステップ」を提言いたします。しかし、その行く手には人口減少、少子高齢社会、インフラの老朽化、社会保障費の増加など様々な課題が待ち受けています。社会情勢の変化の大きい今日、行政の力だけではその解決は困難です。今後において市民をはじめとする社会のステークホルダーと連携協力して新たな価値や魅力を創造することで、最適な解決策を求めてまいります。このビジョンを掲げ市職員と一丸となって全力で政策の実現と市民のための市政運営を進め、富士見市の未来を創りあげてまいります。
政策方針
こども、子育て、教育
すくすく子育てと、
確かな教育は富士見市で。
10.
こども・子育て世代のライフステージに合わせた切れ目のない支援を実施します。 子育て世代の学びの場、交流の場を作り、親と子のウエルビーイング環境の実現を目指します。 待機児童の解消や幼児教育と保育の「質」の向上を図り、こどもたちの健やかな成長を実現します。
11.
全てのこどもの安心と希望を叶えるために、富士見市子どもの貧困対策整備計画を着実に実行し、 総力を挙げてこどもたちの未来を応援します。 従来から行っている学習支援、子ども食堂、こども若者の居場所づくり等の事業を拡充します。
12.
児童・生徒の確かな学力の向上と健やかな身体の育成を図ります。 こどもたちの自己肯定感を醸成し、その可能性を拓く取組みを推進します。 STEM 教育をさらに活用して全国トップクラスの教育を実現します。
13.
小・中9年間の学びと、育ちの連続性を重視した、小中一貫教育を推進します。 小中教員の相互乗り入れ事業や教育課程を共同で作成する等の事業を支援します。
14.
教職員の指導力向上のための施策をさらに充実させます。
ICT 教育環境の充実と地域と学校の連携・協働の取組みを推進し、 良好な教育環境を創ります。
15.
姉妹都市シャバツ市(セルビア共和国)との関係を活かし小学校同士のオンライン交流事業をスタートさせ、 さらに、青年による国際交流ホームステイ事業を実現させます。
16.
誰もが親しめる生涯スポーツの推進のために、新たな運動公園等のスポーツ環境の整備を行います。 地域のスポーツ力の向上を図り、教育分野や生涯スポーツの振興を推進します。
17.
より豊かな市民生活を実現させるために文化芸術の振興を推進します。 文化芸術振興基金を活用して芸術家個人や団体の支援を充実させます。
18.
こどもたちが自ら「夢をかたちに」するために、3つの『子ども大学』や『夢先生授業』等をとおして成長の機会を提供します。 若者がいきいきと活躍できる学び直しやキャリア教育の支援と就労の機会を充実させます。
19.
生活道路や通学路を点検し、安全に利用できる道路の整備と、地域に防犯カメラを設置するなど、安心・安全な環境を整えます。
政策方針
高齢者、障がい、福祉、保健医療
共に支え合い、
元気で活き活き。
ずっと富士見市で。
20.
フレイル予防対策事業を柱に健康マイレージを継続し、パワーアップ体操を充実させる等環境を再構築します。 あらたに e スポーツを取り入れ健康長寿を図ります。
21.
予防接種の充実やがん検診の受診率向上を進め、予防医療により、市民の健康寿命を延ばします。 さらに市内医療機関と協力して健やかな妊娠と出産を支援します。
22.
感染症で断たれたつながりや活動を再構築し、住み慣れた地域で高齢者が 健康で安心して暮らすことができるよう、地域包括ケアシステムを充実させます。
23.
障がいのある人もない人も、誰もが安心して暮らしていける共生社会の実現に向け、 複雑化、複合化した課題に包括的に対応する重層的支援体制を整備します。
24.
地域の社会問題の解決や産業振興やまちづくりに向けて、 知識経験を有する退職後の市民の社会参加を促進し、 セカンドライフの充実を図ります。
25.
生活の足となる地域公共交通の新たな仕組みを創ります。 地域資源と DX を活用し市民の移動手段を確保します。
政策方針
水と緑(自然)、ゼロカーボン、歴史
豊かな自然、
美しいまちを後世に
引き継ぐ富士見市。
26.
湧水・緑の保全と自然環境を活かし、うるおい・やすらぎ・いやしを感じる、ふるさと富士見を創出します。 おおごあん
水と緑のネットワークや『大御庵の杜』の整備を推進します。
27.
「ゼロカーボンシティ宣言」に則り地球温暖化対策を推進します。 あらたにカーボンオフセット事業やバイオガス化事業に取組みます。 さらなるゴミの減量化を実現し、環境にやさしい富士見市をつくります。
28.
「SDGs 未来都市」選定を受けて、地方創生の推進に向け、 多様なステークホルダーとの連携を通して持続可能な富士見市をつくります。
政策方針
安心安全、危機管理
安全で安心な、
ふるさと富士見市を
つくります。
29.
地震・風水害等の災害に強く安全で安心なまちづくりを推進します。 特に地震火災に備え、「地震に強い・燃えないまちづくり」を目指します。 自助・共助・公助が一体となった防災・減災体制を構築します。
30.
危機管理の重要性を考え、従来の災害対応だけでなく感染症をはじめ、 あらゆる危機を想定し危機管理体制を強固にします。
地域の防災意識の醸成と安心安全活動を支援します。
市役所の行財政改革
市役所元気宣言
「創・改・感」
創 (創意工夫)
持続可能な発展のために新たな付加価値を生み出し、財源の創出に取組みます。
感(感性・感謝)
感性を磨き、常に感謝の気持ちを忘れずに、前向きな変化をつくる元気な市役所にします。
改(改革・改善)
行財政改革に不断の努力で真摯に取組み、支出の削減、業務の効率化を図ります。
政策方針
まちづくり地域経済
活気と賑わいでつくる
富士見市。
1.
シティゾーン(市役所周辺)の新たな活力を創出します。さらに参入企業との連携を深め、地域経済の活性化を図ります。 水谷・柳瀬川地区の土地利用の推進を図り、教育機関・企業等の誘致を積極的に行います。
2.
都市計画道路や幹線道路の整備を行うことで、市内道路交通ネットワークの構築を図ります。 沿道地域の付加価値を高めて地域の活性化を図ります。
3.
鶴瀬駅西口・東口土地区画整理事業を完了させます。 鶴瀬駅東西地域の活力あるまちづくりを進めます。
4.
農業のスマート化により担い手を支援し、付加価値の高い野菜づくりと、生産性の高い米づくりを実現します。 首都近郊という富士見市の強みを活かし、新鮮な生産物を提供します。
5.
南畑地域を中心に食を支え、心を潤すふるさとの農地を守るため、地産地消や農産物のブランド化を進めるとともに、 『田園賑わいゾーン』として地域の活性化を推進します。
6.
意欲のある経営者や商店会の成長のため、産業振興基金・経営創業相談事業を活用し地域経済の振興を図ります。 さらに身近な地域を舞台に創業環境を提供します。
7.
ふるさと納税制度を活用して地方創生を推進します。
魅力ある返礼品づくりや体験消費型返礼品の創出で市内産業を活性化させます。
8.
戦略的・組織的なシティプロモーションを展開し、富士見市らしさを確立します。 水子貝塚公園、難波田城公園等の整備により、歴史や魅力ある地域資源を創出します。 交流のある都市との連携により、魅力ある事業を展開します。
9.
新庁舎建設基本計画をふまえ、市民との丁寧なコミュニケーションを図り、庁舎建設を進めます。